R・O・M・A
村松邦男:electric guitar, vocals
安部OHJI:electric bass, vocals
友田真吾:Pick-up Small Drums


- EDのせい (安部OHJI)
- 今日もネカフェで目が覚めた (安部OHJI)
- きのう あした (村松邦男)
- 右を下にしておやすみ (安部OHJI)
- Monkey らっきょ (安部OHJI)
- 明日始めましょう (村松邦男)
- モモンガとムササビ (村松邦男)
- たどりついたらいつも雨降り (吉田拓郎)〜 Rain 〜 Tomorrow Never Knows (John Lennon / Paul McCartney)
・These Boots Are Made For Walkin' (Lee Hazelwood)
・A Planet Of The Zoo (村松邦男)

今週も弁天でライブ。先週の「Nautilus Records レーベルオープン予告祭」で演奏した「And Your Bird Can Sing」の録音ではテルミンを弾いてもらったフェイターンさんのユニット、マコフェイが対バンである。マコフェイは大阪在住のユニットなのだが、去年11月に江古田のライブハウスで見て気に入ってしまい、対バン依頼したのですよ。


フェイターンさんはライブではテルミン演奏はもちろんのこと、摩訶不思議な楽曲に矢野さんと吉田日出子さんとRajiを足したようなヴォーカルで色を付け、USAの方々はイチコロになりそうなカンフーっぽいアクションまで披露しちゃうというスーパー女史なんである。この彼女にカーツェルとチャップマンスティックを操る白川眞琴さんが加わってマコフェイとなるのだが、11月にはシークェンスを念力で操る人やら、ギターを弾いたかと思えば、ウッドベースでソロをとり、シンバルまで叩いてしまうお人まで登場してしまったのだ。
「今日もあんな感じよねー。すんばらすぃー。」とばかり思ってたら、今日はさらにフェイターンさんのもう一つのSFバンド、チンタムーからのメンバーをプラスして、チンタマコフェイなんだそうだ。ちょっと危なげな名前だが、後期アメリカちっくに変貌したロクシー・ミュージックにイーノとエディ・ジョブソンが同時に舞い戻ったようなゴージャスなサウンドでござんした。なんせ「こんなのも演りたいなぁ。R・O・M・Aじゃできないけど...。」と村松さんも言うくらいだ。当然アンコールがかかり、今度はお二人だけでの1曲だが、これがまた輪をかけて良い。
そんな人たちの後に演奏するんだから、普段よりも力の入ったステージが...とはならないのが、R・O・M・A なんですね。はい。やっぱ、脱力系しかできませんから。でも、せめてメドレーはどアタマにやるべきでござんした。


前日までステージ上で乾杯なんて思わなかったのだが、フェイターンさんの「いっぱい人が集まって、わーわーケーキのロウソクを消す」という言葉に触発されて、「ケーキないなら、乾杯だよな...。」とやってみたのだった。だが、その上打ち上げがバースデイ・パーティ状態になるとは想像だにしていなかった。
割とホリデイスナップみたいなものは好きじゃない村松さんもニコニコしていたが、あれはサービス精神というものだろうか?
加納くん、またよろしくね。